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I’m○○

  • 物流システムエキスパートスタッフ
  • 久留米大学
  • ソリューション
  • 2009年入社
小川 和也
“物流のプロ”の現場診断・改善提案で
トヨタファンを増やしていく

 

私の仕事はトヨタ生産方式(TPS)に基づいたお客様への「改善提案というサービス」です。サービスですから、当然無料です。

現場診断や改善提案に伺うきっかけは、13拠点ある営業所のスタッフからの依頼や、当社のホームページに掲載している「無料物流診断」です。

営業を通してお客様のご要望がわかったうえで現場に行く場合もありますが、実際、ほとんどはお客様の現場を見ながら問題点やご要望などを伺うことがほとんどです。

そして、私がご提案させていただくのは、お客様のお困り事に対する課題改善の方向性まで。

システムや商品をおすすめすることはありません。たとえば、整理整頓ができないとか、物があふれて困っているとか。

そんなときは、現場のレイアウトをパズルのように組み替えてみるなどをご提案します。

また、具体的に課題や困り事はないけれど、プロの目で見てほしいというご要望もありますね。

 

 

無料でサービスを行うメリットを聞かれることがあるのですが、トヨタファンを増やすためのアプローチの一つだと考えています。

また、ご依頼をいただいたら、必ず現場へ入り、物の入りから出るまで、始業から終業まで見ています。そしてお客様と話しをする。

これは私たちにとっては、勉強させていただける大きな機会。さまざまな業種の物流を知ることができます。

1〜2日の調査の後、20〜30枚のプレゼン資料を作成するのですが、プレゼンを終えたときのお客様のリアクションや反応が良いとうれしいです。

お客様は「お金がかからないって言っているけど、どうなの?」みたいに構えて来られるので、プレゼンで手応えがあったときには、やって良かったと思いますね。

 

人手不足という課題を抱えたまま、ウイルス感染症を機に物流の流れがさらに加速しています。

このままではまずいという危機感を持ちながらも、何から手をつければいいのかわからないというお客様もおられます。

商品を売る目的ではないため、すごくフラットな視点で、重箱の隅をつつくような細やかすぎるほどの指摘をさせていただいています。


ですが、これまではコストがかからない改善でも非常に喜んでもらえたのですが、めまぐるしく流れる物流業界では、それだけじゃ物足りないお客様も出てきました。

具体的な商品も盛り込んで、積極的に提案しほしいというケースも増えています。

そういう場合は、調査にも専門的な視点が必要になるので、私自身がもっともっと勉強しなければ。

同じソリューションでも、システムやマテハンとの棲み分けが難しく、効率的に進めることも必要だと感じています。これからの大きな課題です。

 

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