人を知る
I’m○○

- 物流システムエキスパートスタッフ
- 福岡大学
- ソリューション
- 2000年入社
顧客にベストなシステムを提案
今、物流が抱える課題として筆頭に挙げられるのは「人手不足」です。
以前から言われてきたことではありましたが、ECの需要が高まるにつれ、ますます深刻さを増しています。
人さえ確保できれば利益を上げられる状況ながら、できないジレンマ。
この先に目を向けてみると、少子高齢化による労働人口のさらなる減少は免れません。
その解決策として考えられたのは、これまで二択でした。
物流システムに設備投資をして自動化を図るか、もしくはダイバーシティを推進し、外国人を含めた雇用を確保していくか。
当然、両者いらっしゃるし、どちらも消えることはないでしょう。けれど、後者の場合は英語で指導できる人間が必要になる。
それなら機械操作を覚えたほうが早いんじゃないか。そんな議論がいつも繰り返されているのも実際のところです。
営業を通したお客様からのSOSで、私たちはまず現場へ向かいます。お客様が抱えている課題は何なのか。
原因はどこにあるのか。物の性質や運用の仕方、物の流れ、経路を見させていただくと、
先に改善すべき大変な作業が見えてくることもよくあります。
50mほどの距離を1日50回も行き来している、クリーンルームへの荷物搬入時の度に靴を脱ぎ履きしているなど、
お客様が当たり前のように続けていることが、私たちから見るとまず解決すべき問題点。物流システムというと大がかりに聞こえますが、
私たちが簡易ソリューションと呼ぶ自動運転フォークリフトをご提案するケースもよくあります。
高価なシステム、仕組みを一気に導入して効果が出るのは当たり前のことですが、長い目で見た段階的な導入や、部分的な導入など、
お客様のさまざまな条件を満たせる最適な内容のご提案をいつも心がけています。
物流の課題として長年叫ばれていた「人手不足」に、2020年、「非接触」という新たなワードが加わりました。
これにより、システム化、自動化の流れはますます加速していきます。人がやる必要のないことを機械化、自動化し、人は人にしかできないところに力を発揮する。
2つの課題を同時に解消できる物流システムは、現場の規模に関わらず、ニーズが高まることは間違いありません。
だからこそ、私たちがご提案するシステムは机上の空論であってはならない。そう考えています。
トヨタに脈々と引き継がれているモノづくりのポリシー「現地現物現認」を胸に、現場でお客様と一緒に悩み、考えることがこの仕事の醍醐味。
お客様の悩みが、お客様が当初思っていた方法ではなく、我々が提案した方法で達成される。それで喜んでもらえることが最高にうれしいですね。